
『未来は明るいかい?』(河合郁人)について
A.B.C-Zの河合郁人くんのソロ曲『未来は明るいかい?』、実は、私はこのタイトルがいまいち覚えられずいつも『河合は可愛いかい?』で覚えてしまっているし、そう呼んでます。「河合は可愛いかい 歌詞」とかいう適当なワードで検索してもGoogle先生は察してくれて正しい歌詞を引っ張り出してくれます。どうやら、他の人も同じようなキーワードで検索してるらしい。

SnowManさんがバックダンサーやってくれていたみたいで、その情報を知りたくてSnowManのファンの方が検索していらっしゃるんでしょうか? タイトル間違えて覚えてしまうよね! タイトルむしろ『河合は可愛いかい?』がふさわしいよね? その気持ち、めちゃくちゃわかる!!!
この曲は収録されているのは、ライブ円盤だと『A.B.C-Z Early Summer concert』、音源だと『A.B.Sea Market』の二つだったような気がします。そしてこれから発売される(であろう)『But Fan Key Tour』の円盤かな? と思います。ネットにあるのはほとんど違法アップロード動画ですが、公式があげてるものだと、先程の『But FanKey Tour』のダイジェスト動画でチラッと確認できます。ほんの20秒程度ですが、それでも曲の雰囲気はなんとなく伝わると思います!
(ついでにその前後の曲もぜひ観てください、私は『チートタイム』がおすすめ。いや、『未来は明るいかい』の前の五関くんの『Mr.Dream』の変態照明っぷりも観て欲しいな……。いや、巨大装置が火花を吹いて回るところも……。)
『未来は明るいかい?』の歌詞について
曲も振り付けも歌詞もなんだかキャッチーでちょっと覚えやすくてついつい「未来は明るいかいっ!? 河合はかわい〜か〜いっ!?」って歌いたくなってしまうような感じ。詳細歌詞を知りたい人は歌詞調べてみてください。本当に明るい歌詞です。 『未来は明るいかい?』 Uta-Net
「河合は可愛いかい!?」「可愛い!」 -褒めること、肯定することについて
ところで、日本人は大人になるとなかなか褒めてもらえないし、もっと言えば自分から他人を全力で肯定できる機会ってそうそうない気がする。オタクには推しを全力肯定したがる人も多いので、そういうタイプのオタクは他人のこと(推しのこと)を全力で肯定してるかもしれないけれど、他人のことを全力で褒めまくる機会ってあんまりないんじゃないかな? と思うのです。
でもこの「河合は可愛いかい!?」ってキャッチーな曲調でとにかく明るく明るく聞かれちゃったら「可愛いです!!」って思い切り大きな声で返事しちゃいそうな雰囲気があると思う。勢いに呑まれてるとも言うのかもしれないけど、そこは黙殺しよう。
例えば、アイドルのライブでのコールアンドレスポンスって、思い切り大きな声を出せるし、アイドルとコミュニケーションが取れてる感じがして一体感も生まれて楽しくなっちゃうと思うんですが、「河合は可愛いかい?」は、そういう楽しさとはまたちょっと違った次元の楽しさなのかな〜、でもちょっと似たような楽しさでもあるのかな〜と個人的には思っています。コーレスをしているわけじゃないけど、脳内で自然と返事を思いついてしまうような。「河合は可愛いかい?」「可愛いよ!」自然と頭の中に返事が浮かび上がってくるような感じがするのかな。(私だけだったらどうしよう)
さて、他人を褒めるのはすごく気持ちが良いことで、心から他人を褒めると幸せホルモン(オキシトシンとかセロトニンとか)が分泌される〜という記事も色々見かけました。エビデンスが見つからなかったので本当に証明されているのかどうなのか、私には判別はつきませんでした。(なので、今回もとりあえず記事引用は控えておきます)でも、私自身オタクなので、推し可愛い〜! かっこいい〜! 最高〜! って沸いてる時はすっごく楽しいし気持ちいいという感覚はよくわかるつもりです。いつも塚ちゃんさんのパフォーマンスで「最高〜!」って思っています。
ちょっと似たような内容ですが、ゆうメンタルクリニックの方の研究では「ゲームでも他人を褒めたり褒められたりすることは幸福感を得られる、ゲームだからこそ褒めることへのハードルが下がっていて、より幸福感を得やすい」という内容のものがありました。(参考:J-STAGE Articles – 褒め合うゲームによる幸福感への効果)
「河合は可愛いかい?」の問いかけも、ゲームのような感覚で「河合郁人くんかわいい!」って言える。しかも、歌詞全体の中で4回、定期的に登場してくるので、練習も何回かさせてくれる。最初のウォーミングアップの「可愛いかい?」「可愛い!」から始まって、最後に「じゃあ、これまでの褒める練習の成果を出そう!」と言わんばりに「可愛いかい?」「可愛い!」で締めくくられてる歌詞構成です。すごい天才じゃん〜〜! ゲーム感覚で河合郁人くんを褒めよう! 可愛いって肯定しちゃおう! 明るくテンポの良い曲調や、ちょっと面白くて可愛らしいダンスなどで褒めて肯定することへの心理的ハードルを下げてくれる。すごいね!!
実際のところ、河合郁人くんは可愛いのか?
勢いで、またはゲーム感覚で河合郁人くんを肯定できる、褒めることができるのは分かった。じゃあ、実際のところ河合郁人くんは可愛いのか? 私は正直可愛いな〜と思ってるんですけど、多分、最近河合くんを知った人って「なんかジャニーズのモノマネをしてる面白いジャニーズ」とか「フットボールアワーの人と似てるジャニーズ」とかそういう印象で、可愛いとはちょっとかけ離れてるんじゃないかな? と思うんです。(そんなことね〜よ可愛い人だよ河合郁人くんは! メリケンサックペンライトとか考えちゃう河合郁人くん可愛いでしょうが!)(?)
でも……なんか、「可愛いよ!」って勢いで褒め続けてるとなんか河合くん可愛く見えてきませんか? 河合くんの可愛いところが見えてくるような気がしませんか? 「河合はかわい〜かいっ?」の振り付けとか可愛く見えてきませんか? 「パスタ食べないかい?」のところとか首傾げるような振り付けがめちゃくちゃ可愛いじゃん?(さっきの動画でちょこっと映ってるよ、確認してね)
『河合は可愛いかい?』をフルで浴びると曲の終盤には、最後のフレーズの時には「ああ……河合くんって実際可愛いのかもな……」という刷り込みができる気がします。刷り込みじゃないな。事実だもんな。なんかダンスも曲の雰囲気も相まって可愛く見えてくる。不思議! 普段は面白い人なのに! 松潤のモノマネしてる時とか面白い人なのに!
「未来は明るいかい?」と問うことの意義 - イエスセット話法について
「河合は可愛いかい?」の問いかけを重ねることによって河合郁人くんが可愛く見える、肯定することができるということは分かった。(分かったことにしておいてくれ)じゃあ、なんで、「河合は可愛いかい?」だけでなく、「未来は明るいかい?」と問いかけてるんだろう。というかなんで、「未来は明るいかい?」を先に問いかけてきているんだ?
先に来るっていうことは、実は「未来は明るいかい?」の方が主題なんだと思います。そりゃそうだ! だってこの楽曲のタイトル『未来は明るいかい?』なんだもん。私はずっと『河合は可愛いかい?』と呼んでますが、本当のタイトルは『未来は明るいかい?』です。本当は聴く人たちには「未来は明るいかい?」に対して答えて欲しいんだと思うんです。
さて、現代日本で突然「未来は明るいかい?」と問われて「ハイ!」とすぐに元気よく答えられる人はどれくらいいるんだろうか? あんまり居ないんじゃないかな、と直感的に思います。この「未来は明るいかい?」の問いかけに「ハイ!」と元気よく答えられるように、あえてすぐに答えを待たずに「河合は可愛いかい?」と問いかけを重ねてるんじゃないかな? というのが私の個人的な予想です。(超〜個人的です)
ゲーム感覚で河合郁人くんを褒めることができるようになった! 「河合は可愛いかい?」に対して「イエス!」と答えられるように訓練を重ねるのですが、これを使って今度はイエスセット話法に展開させてるんじゃないか? という超・個人的な予想です。もはやこじつけと言われても否定できない。
イエスセット話法ってなんだ? という話ですが、これは交渉術でよく使われるらしいです。「ハイ」と答えさせたい質問があれば、いきなりその質問を相手に投げかけるのではなく、すんなり「ハイ」と答えられそうな質問を先にいくつか投げておく。「ハイ」と答え続けることによってなんとなく相手に対する心理的な壁も和らいでいくので、本命の質問に対して「ハイ」と答えるハードルが自ずと下がってくる……らしいです。ほんとかいな。実感はあまり無いですが、まあ、「共感」「同調」ができると相手に親しみも覚えてきちゃうのは確かにそう。
さて、『河合は可愛いかい?』の楽曲に話を戻すと、雰囲気に呑まれ、明るい曲調で気分も高揚して、なんだかダンスも相まって河合郁人くんが可愛く見えてきたよ〜!
「モノマネを見せてあげようかい?」「イエス!」「最寄り駅をこっそり教えてくれないかい?」「イエス!」(答えちゃうんかい!)「パスタを食べないかい?」「イエス!」「家族構成をこっそり教えてくれないかい?」「イエス!」(教えて良いんかい!)「未来は明るいかい!?」「イエス!」「河合は可愛いかい!?」「イエス!」
……あれっ、なんか「未来は明るいかい?」に対しても気持ちよく「イエス!」って答えちゃったな。……こういう構成になっているのではないでしょうか?(多分制作陣はそこまで考えてないだろうな……と思う自分もいる)
「未来は明るいかい?」に込められた願い - ピグマリオン効果について
教育学部必修講義のどこかで学ぶだろう言葉に「ピグマリオン効果」というものがあります。簡単にいうと先生が生徒に対して「君はやれる! やれるよ!」と期待していることを態度に表し、生徒本人に伝えることで生徒も「自分は期待されてるんだ! 頑張ろう!」とモチベーションが上がる……というような効果があります。似たような名前では「引き寄せの法則」というものもあるのかな。逆に失望したり、期待しないでいることによって成果が下がるという考え方もあって、それは「ゴーレム効果」というらしい。大学で学びました。
さて、「河合は可愛いかい?」「未来は明るいかい?」これらの問いかけに対して「イエス」と気持ちよく答えてしまう環境が楽曲・ダンス・演出その他によって整えられてしまってからの、「未来は明るいかい?」の問いかけ。そして「イエス!」と答える私たち。こうやって未来への期待感が少し生まれてきてるんじゃないか? と思うのです。
ピグマリオン効果を応用して、私たちが未来へ期待をかける。未来は明るい! そう信じる。そうすることでやってくる、迎えられる未来はきっと明るい。そういう願いがこもってるんじゃないかな〜と私はこの楽曲をツアコンや円盤で浴びて感じ取りました。
おそらく楽曲を作ってる方、歌ってる人が「未来は明るい」ことを期待しているのだと思います。もしくは、未来が明るいといいな! と思ってる。そうでなければこういう楽曲をここまで明るく作ろうとはしなかったのではないかな。
さらに、そこで留まらずに聴いている私たちもピグマリオン効果の輪に巻き込んだ形なのかな? お互いがお互いに明るい未来を期待し合う。相互作用が活きてピグマリオン効果も大きくなることを期待していたのではないでしょうか?(制作陣そこまで考えているかな、ほんとかな……と疑る自分もいる)
「未来は明るいかい?」を現実にするために -そろそろあと一歩を踏み出してみよう
楽曲中では「そろそろあと一歩を踏み出してみよう」と河合くんは歌ってくれていますが、その「明るい未来」を作るための一歩を踏み出す「きっかけ」をこの楽曲全体で用意してくれてるのかな〜とも思ったりします。
歌詞の表向きストーリーは誰かに恋してる子がその子振り向いてもらうためにあれこれ声をかけたり、そっぽ向かれても「きっと脈あり!」とポジティブに捉えて、更には押せ押せの猛アタックでその子との未来を諦めない。その子に振り向いてもらえる明るい未来を諦めない、というストーリー。
この歌詞に出てくる主人公はちょっと河合くんに似てるところがある気がしますが(「河合は可愛いかい?」って挿入されてるから多分「河合」っていう子が主人公なんだろうな、とは思います)、それはさておき、とにかくポジティブ。前向き。前向きで、「あと一歩を踏み出してみよう」と2回歌って、最後には「押せ押せ猛アタック」。引くにしても「押して駄目なら引いてみりゃいけちゃうかな?」という具合でこいつ、全然諦めちゃいない! お前に「撤退(諦め)」の文字はないんかい? の勢い。
でも、それくらい前のめりで生きていく方が人生は楽しくなるのかな〜とも思う。だって、曲もすごくすごく明るくて楽しい! 相手に振り向いてもらうようアプローチかけていることを楽しんでる気がする! 何より歌って踊っている河合くんを見てるだけで楽しくなっちゃう!
まずは目の前の人を肯定しよう、心から全力で褒めよう。そうやって気持ちよくなっていったら、心も明るくなって、「未来は明るいかい?」って聞かれたら「イエス!」って答えられる気がする。
そうやって誰かを肯定して、褒めて、未来は明るいことを期待する。それは「あと一歩を踏み出した」私たちなのではないかな? あとは河合くんが歌ってるストーリーの主人公のように振り向いてもらえるように、ちょっと微笑んでもらっただけでも前向きに捉えて一歩ずつ踏み出して、押せ押せの猛アタックで、今を楽しみながら「明るい未来」に振り向いてもらっちゃおう! そういうことを伝えたい楽曲なのかな〜? と思います。
『未来は明るいかい?』を河合郁人くんが歌うことの意義
河合くんの名前がたまたま「かわい」だったので「可愛いかい?」と重なっているので、もちろんそういう意義は大きいんですが、それ以上に河合郁人くんという普段から面白い人がこの楽曲を歌うことでより面白さを表現できる。キャッチーな雰囲気になる。河合くんだから説得力のある面白さになっている。
あと、河合くんが「河合は可愛いかい?」って聞いてくれちゃうと「それ自分のこと可愛いって思ってるから聞けてるんでしょ!?」っていう気持ちもちょっと湧いてきちゃって、それがより面白くさせてる感じもします。
そんな面白い河合くんが「未来は明るいかい?」とちょっとびっくりするような、ハッとさせられるような問いかけをしてくる、というのもまたコントラストが効いていて、そこも河合くんが歌う意義があるのかな、と思います。塚ちゃんさんに「未来は明るいかい?」と聞かれるのと河合くんに「未来は明るいかい?」と聞かれるのとではまたちょっと味わいが違うのではないかな。どっちが良いとかそういうことではなく、河合くんが問いかけてくれるからこそ、「未来が明るい」ことへの期待が湧いてくるし、「楽しい」「面白い」という感情がより倍増になってくるのではないかな。
河合郁人くんのソロ曲ですが、なるほど、河合くんが歌ってこそパフォーマンスも曲も活きる楽曲だな〜と思います。細かい楽曲理論とかは私は正直さっぱり専門外ですが、『未来は明るいかい?』は河合郁人くんのような人に歌って欲しいなと思わされました。
そして、やっぱりこの楽曲のタイトルは『未来は明るいかい?』なんですよね。ついつい『河合は可愛いかい?』でインプットされてしまうけれども、普段そう呼んでしまっていたとしても、この楽曲に込められた願いや、期待を決して忘れないように心に留めながら、前のめりで「明るい未来」に振り向いてもらうためにアプローチしよう! 楽曲中の「河合くん」のように、「オレってば可愛いでしょ? じゃ未来も明るいよ!」そして「あなたは可愛い! そして未来もきっと明るい!」そういう気持ちを持つ人がたくさん増えていけば、未来はほんとうに明るくなりそう!
『未来は明るいかい?』 収録CD・DVD(Blu-ray)
- ライブ円盤(DVD・Blu-ray) 『A.B.C-Z Early Summer concert』
- 音源(CDアルバム) 『A.B.Sea Market』
- これから発売? 『But FanKey Tour』円盤
※アフェとか全然やってないので、Amazonなどのリンクは貼ってません。本当に私が好きで『未来は明るいかい?』の意味とかを勝手にこじつけただけの記事です。
※河合郁人くんやA.B.C-Zさんの回し者ではありません。以前Twitterで「ピグマリオン効果」と『未来は明るいかい?』について散々呟き倒したのでそれをちょっと整え直して自分なりに整理しました。

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